カテゴリ: 念願のバイク

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昭和38年2月8日 

母が上京して来ると連絡があった。

この日は、仕事を終え、親戚宅へ行くと母が着いていた。川崎市から姉ちゃんも来ており、ビールをご馳走になり寮に帰った。

次の日の日曜日には、福島から持ってきたバイクのうしろに同僚を乗せ、初の東京遠距離ドライブに出かける。

行き先は、去年勤務した埼玉県上福岡市の電機工業。訪ねてみたが、当時ぼくが所属していた林組は、解散したとのこと。知り合いはもう誰もいなかった…。

昭和37年11月12日 

この年の10月、自動車学校に入校して免許取得のための教習を始めた。
練習は250ccバイクで行なう。毎日無免許で運転していたので、実地試験を受けるとすぐに合格した。

数日後、運転免許センターで学科試験を受け、合格。

免許証が今日、11月12日に届いた。
この時期の軽免許はバイクの免許取得で、軽四輪車まで乗れる資格があった。

今日からは堂々と乗れるので、喜びいっぱいである。

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昭和37 8月 

バイク購入後、バイクを使って商売を始めた。
自転車と違って便利で、風を切って運転するのは、快感であった。

この頃は、警察の取締もあまり厳しくなかったので、無免許で堂々と乗り回し、高町追い(露天商)などを続けていた。

ある日、三春町で商売をして家に帰る途中、警察に止められ、無免許運転で捕ってしまった。

数日後、家庭裁判所から呼び出され、出頭すると、略式命令で【罰金3千円】を納めることになってしまった。それでも、忙しさとお金のなさから、免許を取らずに商売を続けた。

その数ヶ月後、双葉郡川内村での商売の帰り途中、警察官がいきなり出てきた。停止させられ、二度目の【無免許運転】で捕まってしまった。この時の罰金も前と同じ【3千円】であった。

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